アメリカ赴任準備 ~1か月前までにすること

このページでは渡米まで残すところ1か月ほどになるまでにしておいた方が良いことについて書いています。

いよいよ赴任するまで残り1か月となったこの時期は、一番慌ただしくなる時期です。船便の発送なども既に1度目を済まされ、次の発送に向けて準備されている方もいるかもしれません。現地に持っていくものを購入したり、逆に日本で不要となる物の処分などを検討するのに忙しく動かれているかと思います。でも、あまりに予定を詰め込みすぎて体調を崩してしまうと、スケジュールが予定通り進みません。特に予防接種などは再度スケジュールを組むとなると他の予定に大きく響いて大変ですので、忙しい中ですが体と心を労りつつ準備を進めてくださいね。

自分でリストを作成するのが大変だな、と思われた方はこちらを使ってください(→リスト現在準備中)。


ジャンプできる目次

家族(夫婦)でやっておくこと

渡米準備は今の所順調に進んでいますか?会社から異動が言い渡されてからしばらく経った頃かと思いますが、気持ちの面では渡米に向けて整理出来てきたころかなと思います。多くの方が、目の前に迫っている出発の日をカウントダウンしながら残りの日本での生活で何を準備しておくべきか脳みそフル回転で考えていらっしゃる最中かと思います。特に小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では転入先の学校の話もチラホラ話題に挙がっている頃ではありませんか?女川丸ほど忙しいこの時期は夫婦で役割分担をしっかり決めて、「出来る人が出来る事を」こなしていく必要があります。お互いのスケジュールを気にかけながら、準備をすすめられるといいですね。

まず最初に、夫・妻どちらも出来そうな準備についてまとめています。旦那さんには旦那さんにしかできない手続きや準備があります。アメリカの会社とのやり取りや現在の仕事の引継ぎなどがそれにあたりますが、それ以外の部分でご家族が赴任準備を手伝ってあげるとスムーズにいきます。私は自分が赴任準備の時に大変だった経験から、将来の駐在員となる方、特に駐在員妻(略して駐妻)となる方に向けてこうして本を書いています。この本を読んでいただいた方は、私が以前した失敗はしなくて済むでしょうし、かかった手間や時間を省略してスムーズに渡航準備を進めて欲しいと思っています。とにかく時間に追われて準備が大変なこの時期に、【今本当にあなたがすべきことだけ】に注力して時間を使って欲しいと願っています。その為に手間を省くところは省き、回り道をせずに済むのなら最短ルートで準備を済ませ、大切なご家族と日本で過ごせる残りの貴重な時間を味わうために使って欲しいと思っています。

あなただけが大変でもいけないし、その逆も然りです。アメリカに出発するその日に、家族全員が待ち受けている未来にワクワクしながら日本から飛び立てるように今準備を進めて欲しいと思います。パートナーがするべき準備と、あなたにも出来る準備とをしっかり理解し、渡航準備を進めていきましょう。

情報収集関連

医療関連

美容院へ行く

意外と見落としがちなのが自分の身だしなみを整えることです。 もちろんアメリカへ渡ってから髪を切ることも可能です。 むしろどんどん開拓して自分が信頼して髪を切りに行ける場所を積極的に探すことも必要です。ただし渡米してすぐに家の近くにちょうど良い美容院があるとは限りませんしてん。 現地のお友達が出来ればそういった地元情報も入手できるかと思いますので生活に慣れてきた頃に徐々に開拓していくのが理想的です。渡米して12ヶ月は美容院に行かれないことを覚悟して渡米前のギリギリのタイミングで髪の毛を綺麗に行くようにスケジューリングしておきましょうちなみに私は10髪型にそれほどこだわるタイプではありませんでしたので髪を切りに行くのは美容院に一年に一回行くだけでした。 現地でお友達に聞いて利用していた美容院には、韓国人さんの店員がいました。 もちろん長さや雰囲気などを英語で伝える必要はありましたが10技術的にアメリカ人よりも信頼できると感じましたまるなんとなく好みの髪型もアジア系でに通っているんじゃないかなと印象でしたまるもしくは私はニューヨーク州に住んでいたので10知り合いの人はニューヨークシティにわざわざ髪を切りに行くという人もいましたまるニューヨークシティには日本人の美容師さんがいる美容院がありますので10どうしてもアメリカで英語で自分の好みの髪型を伝えにくいと思われる方は10そうした日本人さんが経営する美容院を探されることをお勧めします。 夫の話令和夫はどうしていたかと言うと近所の散髪屋に髪の毛を切りに行っていましたが10大抵バリカンで何ミリ切ってくださいというふうに指定をしてスポーツ刈りのように来られていましたまる駐在員の旦那さんの話を聞くと10奥さんが家で散髪する人と10現地で諦めて髪の毛を切りに行く人と二通りに分かれていたかと思いますまるよっぽどこだわる方は車で数時間かけて日本人の美容師さんがいる美容院へ出かけていたりもしましたが店男性の場合 頻繁に女性よりも頻繁に美容院を利用することを考えると10あまり現実的ではないように思いました。 またはお友達の中で知り合いの中で自宅で散髪をしてくれるという日本人の美容師さんもいらっしゃいましたマル普段は美容院にてお勤めをしていらっしゃるんですけれど10依頼があれば自分の家にで散髪をしてくれていた人もいました。

手続き関連

区役所へ国外転出届けをする

区役所の住民票手続きについて説明します。海外へお引越しをされる方については基本的に海外へ引っ越しするのでお住まいの区役所市役所へ届ける必要があります。 ただし法的には細かく規定されていないようで、おおよそ1年以上の海外在住が決まっている場合にあらかじめ住民票を抜く(海外転出の届け出をする)必要があると言われています。 また海外提出をすると税金がかからないという利点があることからむしろ海外転出の届出を進めないという区役所もあるようです。 特に年末時期に転出届をされる場合は課税対象者が1月1日現在の住所地にて課税対象とするリストにあげられてしまうのでご注意ください。 区役所へ海外転出届をする場合、本人か同居の親族などが届出をすることができますが、詳しくはご自身がお住まいの区役所市役所へ問い合わせをすることをお勧めします。海外転出の届け出方法は平日のみ受付可能平日+土日午前に受付可能郵送可能など10市町村によって対応がまちまちですので実際に区役所窓口に行く前に市町村のベイブサイトなどで会長時間を確認されてから伺うことをお勧めします。 ちなみに私の住んでいる区役所のホームページを見てみると海外転出については詳しく記載がされておらず、「詳しくは担当にお問い合わせください」とのみ表記されていました。個々のケースによって手続きの方法が異なります。持ち物としては窓口に行かれる方の本人確認書類が必要ですので、例えばパスポートや運転免許証マイナンバーカードなどをお持ちください。参考までに私の区役所では10回外提出をする と店印鑑登録手帳を返納するように言われました丸当日持参していなかったので持っていないと言うと10各自で処分してくださいと言われました丸海外転出届をすると同時に印鑑証明が取れなくなってしまうのでてん不動産の手続きなど何か必要な手続きがある際は先に印鑑証明を取ってから海外転出の届け出をされることをお勧めします。 印鑑証明に関連して10駐在中に帰国後のおうちの手続きで一時帰国することが発生するケースもあります。 既に帰国時期が決まっていてそれに伴っておうち探しをする場合など10住居の契約の際などには印鑑証明が求められるケースもあります。その場合普通の三文判で契約が可能かどうか確認してみましょうまる海外駐在という理由を説明すれば10対応してくれる不動産屋もありますが10印鑑証明が必要と言われるところもありますのでその場合は一度住民登録を水などの対応が必要になるかもしれません。 参考までに丸改行また同居の親族で前方が代理申請することも可能です。その場合委任状が必要となりますので必ず指定の委任状をウェブサイトなどから入手して予め持参する準備して持参するようにしてください。 区役所によって手続きの方法が異なりますので心配な方は一度住民票を取り扱う部署へお電話をされてから向かうことをお勧めします まるなお海外転出をし忘れて出国された場合は引っ越しをした後からでも手続きをすることが可能です。その場合海外から書類を郵送したり日本に住んでいる親族に委任状を持って区役所へ手続きに入ってもらう方法などありますので10持参する確認書類等を聞くためにもご自身の区役所市役所へお問い合わせをするようにしましょう。 ただし手続きとしては断然複雑になってしまうためできれば出国前にご自身で区役所へ手続きに向かわれることをお勧めします。 海外から一時帰国する場合海外からの転出届は基本的に出す必要はないとされていますが10滞在が長期になる場合は出されても良いかもしれません。 特に小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では10乳児医療証などを区役所で発行してもらえるのでいざ一時帰国中に病院に行くということになっても安心ですまるご自身の滞在期間と目的等を踏まえ10手続きをするかどうかお考えいただけたらと思います。 ここら辺は個別の事案となりますので10心配な方はご相談ください。 

また10まれに海外へ提出したという証明書を出してくださいという銀行などもありますので10海外転出届をされた後に「海外転出の旨が記載された住民票の写し」というものを区役所で取っておく事をお勧めします。 料金は市町村によりますが数百円のところがほとんどかと思います。何度も忙しい時期に区役所などに事務手続きに行くのは大変ですので10できれば一度に済ませておきましょう。

国民年金について

次に 年金についてお話しします。いまご自身の保険が厚生年金や共済年金に加入されている方であれば特に何らかの手続きをするといったことは必要ありません またご自身が働いておらず旦那さんの扶養に入っていると言う妻の方も特に手続きは必要ありません。 ただし国民年金に加入中の方は手続きが必要となりますのでご注意ください。まず国民年金に入られている方については海外赴任されている間保険料を納めるかどうか選ぶことができます。海外赴任中も国民年金を支払い続けるとスルト10海外赴任の前に窓口で任意加入の手続きを行うことができます。 もし海外へ行く前に忘れてしまった場合手続きは委任状をお渡しする委任状と共に例えば新宿が手続きをするのはどもできます もし国民年金の年金の支払いを海外赴任中はストップするという場合は 将来受け取れる年金の額が減ってしまう可能性がありますので注意して決める場合必要があります どちらを選んでもご本人がの意思で続けるかストップさせるか決めることができますが納付しない期間がある場合は将来ご自身が受け取れる金額が減ってしまう可能性がありますので もし可能であれば任意で継続を 選択されるのがおすすめです。 

区役所へ納税管理人を届ける

先ほど区役所の手続きの所で飲めましたが10住民税は1月1日時点でその市町村に住所がある人に対してかかってくる税金となっています サラリーマンの方などは10給与から天引きされている場合が多いのですが10アメリカへ提出があった場合10支払いが滞ってしまってはいけませんまるこの場合区役所の税務担当へ「納税管理人 「ドジ」というものを選出して届け出る必要があります。この納税管理人は納税の通知書をあなたの代わりに国内で受け取って10あなたの代わりに納税をしてもらう ことになります まる多くの場合は日本にいる御両親になるかと思いますが、それが難しい場合は親族関係は問わない場合が多いのでお金の管理などを頼むことができる信頼のできる方ということになります。 

納税通知書が来るタイミングと海外転出のタイミングによって初年度の納税方法が変わります。まず納税通知書が来る前に国外転出となったかたについては納税管理人が初年度から納税するという形になります。次に納税通知書が送られた後に国外へ出られる方については納めていない部分についてはご本人の代わりに納税管理人が収めるということになりますまるただし出国前に税金を全額支払った場合は初年度の納税管理人の選出は必要ありませんまるもし余裕があるのであれば去年の文は残り全額をお支払いしておくと10納税管理人の手間が少しでも省けるので店支払っておくとよいでしょう。 また初年度は納税管理人の提出が必要なくても10次年度支払が発生する可能性がありますので納税管理人を届けておくとことをお勧めします。 私たちはこの事を知らなかったため10

郵便物の転送手配 

郵便局では 転送サービスの申請をすれば別の住所に郵便物を転送するサービスを利用することができます。なお転送先の住所は日本国内に限られていますので10新しいアメリカの住所に国外提訴の届出をすることはできません。。こちらは1年間の期限付きではありますが1010必ず引っ越し前に手続きを済ませておきましょう 。 郵便局の窓口に行くのが一番簡単ですがインターネットで提出するという方法もあります。 

また駐在の期限が1年以上となった場合は10改めて1年後に書類を提出することで転送期間を延ばすことができます。ご両親や信頼できる親族などがいる場合はこちらの方法をお勧めします。 では日本国内に郵便物の受け取りを頼める人がいない場合はどうしたらよいのでしょうか今は郵便物の受け取りをしてくれるサービスを展開している会社がありますここでは二つご紹介したいと思います。それぞれ利用料やサービス内容が異なりますので10後自身の都合に合わせてご利用ください。 

 DANKEBOX

DANKEBOX - 海外発送サービス
海外発送サービス - DANKEBOX - 海外在住者向け荷物・郵便物保管・発送 海外発送サービス - DANKEBOX - 海外在住者向け荷物・郵便物保管・発送 - 2005年から海外在住や海外赴任の方向けに運営している荷物受け取り・保管・海外発送代行サービス...

こちらのサービスはご自身はアメリカにいながら自分のプライベートの住所が持つことができるというサービスです。 アメリカでも Amazon などのオンラインショッピングができるとはいえ10どうしても日本のネットショッピングを楽しみたいという方については利用の価値があるサービスとなっています。 事務所に届いた荷物や郵便物を専用のボックスに保管されていますので発送の依頼をすることで日本のスタッフが梱包や配送手続きをしてくれます自分の好きなタイミング方法で発送を依頼することができる便利なサービスです。

サービスの特徴

  • 荷物の保管が可能!
  • お好きなときに指定したお荷物を、ご指定の住所に発送可能!
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  • 海外で日本の商品を販売する方にもおすすめ!

Post Cast

あわせて読みたい
私書箱サービスPostCast - 私書箱・郵便転送・海外発送 - 私書箱サービス。月会費だけで保管・転送手数料0円。しかも、一週間でハガキ120枚分転送し放題。来店せずにサービススタート。駅から徒歩1分。

こちらは累計の会員数15000人以上ということで業界ナンバーワンを 歌っていて実績は十分かと思います。 オンラインショッピングやフリマなどの利用があった際に登録の住所先に送ることができます。 プランが分かれていますがホームページで詳細を確認できますので自分に合った料金体系を確認することができます。

クレジットカードの申込

日本のお家関連

賃貸管理会社へ解約手続き

もしお家を賃貸で借りている場合、賃貸契約書をよく読みなおしておきましょう。最終的に家を出る日の何日前の解約手続きが必要なのか確認が必要です。これから新しい生活を始めるのに色々と入り用ですので、「解約の日にちを過ぎてしまって一か月分余分に賃貸料を支払った」という事が起こらないように、よく確認しておきましょう。

一般的には一か月前までにお伝えすれば大丈夫な場合が多いようですが、それより前に申し出が必要なところもあるようです。また、解約の申し出を電話で済ませばよい所や書面できちんと解約の意志を示す必要がある場合がありますので、大家さんに確認したり、契約書を読み返すなど、事前の準備が大切です。

契約の解約手続きを進める(水道・電気・ガス・インターネット・定期刊行物)

この時期にはすでに出国の日にちも決まっていることが多いですので、ライフライン系の契約会社に連絡をして、契約解除の日付を告げて手続きできるものは済ませてしまいましょう。まだ一か月前では解約の手続きが難しい場合は、いつから可能なのか電話口で確認して確実にカレンダーに落とし込んでおきます。解約すべきものが多岐に及ぶこの時期ですが、何から手を付けたらよいのか、抜けがないのか、と常に不安に襲われます。カレンダーをみればすべてやることがわかるようにしておけば精神的にも安心できますし、スケジュールは一目瞭然です。旦那さんの目にも触れる場所にカレンダーがある場合には、例えば土日などに家族で手分けして電話をかけるなどの作業分担ができるかもしれません。 

最近はインターネットで解約の手続きの申し込みができるところが多いですが、日本国内の転居とは異なり、最終的な支払いについて相談した方が良いと思いますので電話での解約手続きをお勧めします。検針やメーターチェックに来てからの作業は五分程で終了する場合が多いのですが、その後の支払い作業が手間ですので、時前にどのような流れで支払いをするのか確認をしておくと安心です。実際にはクレジットカードでの支払いや払込書を使っての振込みまたは口座振替での支払いは可能でした。 ガス会社などによって支払い方法が変わりますのでご自身の利用されている水道電気ガス会社にそれぞれ確認をしてください 又最終的に手続きをする際家に人がいないとできない場合がありますので、その場合は誰が在宅するのかきちんとスケジュールに組み込む必要があります。

また郵便物などを実家などに転送するように届け出がしてある場合、親などに最終的な支払をお願いしておくということもできます。いずれの場合にしろ、引っ越し後自分達がどのように支払いをするのか確認しておくと直前で焦らなくて済みます。 

持ち家の処分決定

持ち家の有る方の場合、家の処分については本当に悩まれる点だと思います。まず私の話からすると、会社から「二年間行ってきてください」と言われたのは、新築の我が家で暮らし始めてまだ二年目の事でした。まだ家が新しかったこともあり、家を売却するという選択肢はあまり考えられませんでした。逆に貸し出すということにも不安があり、どうにも家の扱いを決めきれずにいました。 しかし、そこで一役買ってくれたのは親の存在でした。夫の両親が親戚に話をしてくれ、最終的には夫のいとこが四年間私たちの家に住んでくれることになりました。たまたまいとこの勤務先が私たちの家のすぐ近くだったことが決め手となったのでした。いとこは当時独身だったため、綺麗に私たちのお家を使ってくれたので本当に感謝しています。

しかし、そういったレアな話でもない限り多くの場合は家を売却するか、期限を定めて借家とするか、親に管理を任せて定期的に風通しに来てもらうかのいずれかと思います。私たちの場合家を建ててまだ2年と日が浅かったため、もし親族が家に住んでくれていなかったら実家の親に定期的に家のメンテナンスに来てもらっていたでしょう。風通しや水道を使ったり何かしら親にお願いをしなければいけない状況でありました。

また、私たちと同時期に海外赴任に来ていらっしゃった同僚の方は、マンションを購入されていましたが、駐在予定期間の2年間だけという期限つきで借家として貸し出していました。 でも結局駐在期限が2年以上に及んだため、賃貸契約が終わる頃日本に帰国され、結局マンションの売買の契約をしていらっしゃいました。 海外からの一時帰国時に家の売買などの手続きをすることになったのですが、印鑑証明などを取るのが難しく、また短期間での契約手続きに追われることになり大変忙しく過ごしていました。できれば駐在期間中でのお家の売買は避けた方が良いとは思われますが、どうしてもの場合は不可能ではないと覚えておいてください。 ご自身の赴任予定期間と家のメンテナンス等を考慮してもうこの時期までにはどのようにするのか扱いを決めておく必要があります。 

町内会等に話をする

町内会に伝えずに引っ越してしまっても問題ない場合もありますが、もしあなたが帰国された時に今の地域に戻る可能性があれば、気を遣っておいて損はありません。今までお世話になったご近所さんや町内会長さん・町の班長さんなど、面識がある方には挨拶をしておいた方が無難です。特に今お住まいの所が持ち家で、アメリカに赴任中も空き家にしておく場合や賃貸として誰かが家に出入りする場合は、その旨一言伝えておくとご近所さんも安心されるかと思います。気の利いた会長さんなどはもしかしたら町の見回りの際などに空き家の様子を期にかけてくれるかもしれません。ご挨拶しておくことをお勧めします。

近所への挨拶

赴任一か月前ぐらいになるとそろそろご近所へお話をしてもいい頃かと思います。これは個人差があるのですが毎日ご近所さんとお顔を合わせることが無い方は僕に顔見た際に挨拶をするように心づもりをしておくといいかもしれません。 特に持ち家がある人は10駐在が終わってからまた日本に帰ってきた際に同じご近所さんとお付き合いをすることになります。 自分たちが留守の間家を貸さないという場合は特に空き家になってしまうこととなります。 近隣の人からすれば自分の家の近くに空き家があるという状態はあまり望ましくないことと言えますので天心象を悪くしないためにもきちんと駐在に行く前にご挨拶をしておく方が良いでしょう。 より丁寧にご挨拶をしたい場合はご挨拶がてらお菓子やタオルなど少し相手に気持ちを伝える品があるとより丁寧だと思われます。私たちも引越しの挨拶をする時にはタオルを持参しましたが洗剤の詰め合わせやティッシュなど品物は普段皆さんが使ってくださるようなものでそれほど高価ではなくてよいと思われます。ご挨拶の品などがあるとそのご家庭内でもまるまるさんが挨拶に来てくれたよなどと話をしてくれるので10いつも話をする奥様だけではなくそのご家庭のご主人様やご家族にも引越しの話をしてくれる確率が高くなると思いますので10予算的に余裕があれば検討されるのはいかがでしょうか。 

引っ越し

通常引っ越しは出発日の直近にするのがほとんどですが、もしあなたのご実家が近くご両親の領界などが得られるのであれば、数週間一緒に生活させてもらうというのも手かもしれません。 出発直前の数週間も間だけ暮らすためのアパートを探すということはお勧めしませんが賃貸料も発生しない実家などであれば、最低限の荷物さえ持っていれば後の生活必需品については実家のものを利用できるというメリットがあります。 これをするメリットは単純に直前にまたつかないで済むという点です。通常は出国の数日前に引っ越し業者が来て荷物をほとんど詰めていくことになります。こうすると引っ越しが終わるまで荷物が全く片付かないことになり、アメリカへ発つ数日前までかなりバタバタと過ごすことになります。周りの荷物も片付きませんし、気持ち的にもいつまでも落ち着きません。特に小さなお子様がいるご家庭は子供の世話もしながら片付けもしないといけないので 直前まで家の中が片付かないのは大変ですし、何よりお母さんは実家のサポートがあるという点で肉体的にも精神的にも安心できます。私たちは引っ越し屋が来た後の片付けも数日で終わらせましたが、本当に目が回るほどの忙しさでした。私たちは日常生活で日常生活で出るゴミの処分に最後まで頭を悩ましたり、粗大ごみの収集が間に合うかどうかなどヒヤヒヤすることもありましたので、大切な出発の日を前にギリギリまで目の回るような忙しさに耐えられないんじゃないかなと思われる方は、特別な条件下に限ってではありますが一つの選択肢として考えておいてもいいかもしれません。 そして何より、1度アメリカに行ってしまうとなかなか帰ってこられないという駐在員の方もいらっしゃいますので店しばらく会えなくなる前にご実家のご両親と一緒にゆっくりと時間過ごすということもありなんじゃないかなと思っています。

不用品の処分

少しずつすでに取り組まれていることとは思います。しかしここにきて出発一か月前ということで本腰を入れて自分の不用品を処分することに集中する時期となりました。単純に服屋家具などの不用品についてはゴミとして処分するか点少しでもお金に変えたいという場合であれば近所のリサイクルショップに持っていくなど方法はあります。出来る限り不用品については思い切ってゴミに捨てるもしくは知り合いに譲るといった方法で処分することをお勧めします。その際も自分が動くのではなくなるべく取りに来てもらうという方法をとりましょう。あなたの不用品を受け取る相手は無料で品物をいただけるわけですので、おそらく家に取りに来るので少しぐらいの手間は惜しまないと思われます。逆にあなたは 「時は金なり」の精神で活動しなければいけない時期になっています。 処分してしまうのがもったいないと思えてしまうようなものでも、時間を節約する意味でも思い切って捨てるなどした方が良い場合もあります。そうは言ってもまだまだ使えそうなものだったり中には新品の物など簡単に処分するのが難しいものもあるでしょう。そういったものはフリマアプリを利用するのも一つの手段です。メルカリなどのフリマアプリなども簡単に使える時代になっていますので、もし時間に余裕のある方でしたら、少しでも現金に換えたいという場合は試してもいいかもしれません。

車関連

自動車免許の更新・国際免許証

ご存じの通り、アメリカは車社会です。とはいえ、私みたいに「外国で車に乗るなんて絶対無理!」って思っている方もいるかと思います。私は駐在生活の最初の一年は車無し生活を送っていました。どこに行くにも夫の車(会社から貸与)で送ってもらい、週末の買い出し以外は裏のスーパーまで歩いて出かけていました。車なら一分の所にあった裏のスーパーも、歩いて向かうと20分の道のり(汗)です。スーパーまでは散歩すると割り切ったとしても、その帰り道が本当に大変です。理由は食品の一つ一つがハンパなく大きいため。例えば牛乳などの飲み物はガロン売りで3.785リットル。牛乳とオレンジジュースを買おうものならそれだけで7.5リットルです。おまけにチップスを買うにもファミリーサイズの大きい事。切らしてしまった調味料を買う位なら何とかなりますが、普段の買い出しに行くのにリュックサックで行ったとしてもとても歯が立ちません。

こんな理由から私はアメリカに数年暮らすことがわかっている場合は、駐在生活の早い段階から車の購入(レンタル)を視野に入れておくことをお勧めします。

日本で取得していった国際免許証などは身分証明書にも使えたりします。日本国内ほど威力はありませんが、特に駐在生活を立ち上げた直後などは色々と公的に自分の事を証明する書類の提出が必要だったりします。そんな時にも役立つので、金銭的にも負担になりますが国際免許証を出国前に取っておきましょう。

また、日本の免許証についてですが、こちらは理由があれば更新してもらえます。出国前に切り替えておくことで、次回の免許証の更新の為にわざわざ帰国するという手間を省くことが出来ますのでやっておいても良いかもしれません。ちなみに私たち夫婦は一時帰国の時に期限切れになってしまった免許証の更新をしたことがあります。わざわざ一時帰国しているときに運転試験場へ出向き、子供を親にお願いして自分達の時間と労力を半日以上取られてしまいました。期限が切れたものでも、正当な理由があったので特に難しい手続きもなく済みましたが、折角の日本での滞在時間を有効に使うためにも、先に更新しておくというのもアリだったかなと今となっては思います。

子ども関連

幼児教育の確認

私たちが渡米する際娘は一歳11ヶ月でしたまる子育てに関する悩みと言えば10子どもの通うであろう幼稚園や小学校などの教育事情でした。この点は私達は恵まれていて10私達より前に出航していた駐在員の方に全て情報をいただくことができました。 その方はご近所さんだったため10利用する小学校も同じ保育園も同じということでとても心強く思っていました。

まず私たちが渡米して利用したのは10夫の会社から目と鼻の先にあるデイケアセンターでしたまるデイケアセンターとは日本でいう保育園のようなものです。登録さえしておけば決まった曜日に子供を預けられるというシステムでした。例えば月水金や科目など 決められた曜日なの利用が可能でした。私たちは子どもに生きた英語に触れさせたいという思いがあったため、渡米後すぐにこのデイケアの利用を開始しました。

もし日本にいる間にどこのデイケアや小学校に行くかが決まっている場合、メールでのやり取りなどを通してどんな書類の提出が必要なのかを確認されておくと良いです。 ニューヨーク州ではデイケアに入れる子供がちゃんと予防接種を受けているか病院の記録を提出する義務がありました。もしまだ接種をしていない場合もちろん入園は認められません。私達が娘のデイケアに入るために提出した書類は日本から持っていった予防接種記録と娘との関係を記録した戸籍の英訳でした。渡米してデイケアなどに直接申し込み用紙を取りに行き、封筒に入った大量の書類を受け取ると思いますが、そちらに必要事項を記入して申込み完了となります。 ちなみに私たちが利用したデイケアでは朝ごはんから提供してくれていましたまる我が家では朝ごはんを食べてから預け入れをしていたのですが、娘はちゃっかりシリアルなど出される朝ごはんを食べていたようです。

この時期になる頃には既に住む場所も決まっている方も多いと思いますので自宅近くでどこら辺に通うことが可能か検討する必要が出てきます。簡単なのは Google やヘルプなどを使ってインターネットで調べることです。「day care (デイケア)」「child care (チャイルドケア)」や「pre-schoool (プレスクール)」などといった単語で検索してみてください。また実際に通っている方の口コミなどが載っている口コミサイトもありますが、こちらは英語が得意な方は試されてもいいと思います。 地域の情報誌や新聞などにもデイケア情報なのがたくさん載っているのですが、日本にいる間はこちらは活用が難しいと思います。現地で通い始めたデイケアが微妙だったり、他に良い所ないかなと思う時には参考にされてもいいかと思います。また私たちのように現地で既にデイケアや小学校を利用されている方にお話を聞くことが出来ればそれがが最も確実で安心できる情報元になります。 日本にいる間にこの方たちにコンタクトが取れるのであれば遠慮せずに一度連絡されることをお勧めします。前任者がいない場合は、地域の日本人コミュニティが現地の情報を発信していますのでインターネットで「ニューヨーク 日本人会」などと入れて検索してみてください。

本の通信教育の手続き

私たちは日本にいる時にベネッセの教材を受講していました。 調べているうちにアメリカでも同じようにしまじろうの教材を続けることができるということが分かったので、アメリカ発送の手続きをしました。 当時はベネッセから直接毎月教材が送られてくるという仕様でした。なかには植物の種など一部教材の内容が発送できないために変更される、ということもありましたがほとんどは日本でしまじろうをとっていたのと同じ内容物を受け取ることができました。 また植物の種など海外向けには発送していないものでもどうしても欲しいという場合は、国内の住所をお届けでれば(例えば実家などへ)日本国内に発送してもらうという対応も可能でした。私たちがアメリカでもベネッセの教材をとり続けたいと思った理由は、 英語環境にいれば英語のインプットは自然に入るけれど日本語の勉強をどのようにしていくれる制度があったためこちらを利用して毎月しまじろうの教材を送ってもらっていました。話はそれますが雑誌の補助については、子供だけでなく大人も月に数冊日本より取りをするということが可能でした。我が家で購入して頂いてたのは日本の AERA とファッション雑誌やレタスクラブなどの主婦向けの雑誌でした。 全て会社が補助してくれる冊数は決まっていたため、その他に欲しい本がある場合は会社から指定された日本の本購入サイトから注文すると、海外まで割安で届けてくれるというサービスもありました。この 本の購入に関する会社からの補助については駐在生活をしている中で他に採用している会社さんを知りません。 ですから私たちはかなり恵まれた環境にあったと言えます。海外渡航準備についてのパンフレットなどにこうした現地で受けられるサービスの一覧が載っていると思いますのでよく確認するといいですね。

日本にいる親族関連

身近な人との食事会 

出発1ヶ月と前ともなると事務手続きや買い物など特に土日などは忙しく過ごさなければいけなくなってきます。 しばらく日本に帰ってこれないと思うと100均で便利グッズを買っておきたいとか、子供のために日本語の絵本を買っておいてあげたい、本屋に見に行って参考書を買ってあげたい、またこれからお世話になる会社の方に何か手土産を買った方がいいのだろうかなどと考えて買い物に出かける機会が増えてしまう事が多くなります。 しかしここに挙げたようなものは大抵アメリカのアマゾンでも購入できます。もちろん日本から海外への発送になりますので日本製品を手に入れるのは多少の出費が伴いますが、全く手に入れられないわけではありません。また、日本人コミュニティの多い地域であれば日本人向けスーパーなどもあり比較的アメリカでも入手しやすいと思います。出発準備は何も買い物だけではありません。ビザの申請、領事館での面接、書類の準備、各種手続きの確認、家の売却等々。ここに挙げきれないほどの手続きに追われてとても目まぐるしい日常を送っていらっしゃることと思います。

 しかし、ここでちょっと立ち止まって、よく考えていただきたいことがあります。それは日本に残して行く親族や両親、または親しいお友達の事です。私の場合は2年に1度一時帰国をすることができました。逆に言うと、一度渡米してしまうと2年間は日本の両親や友人に会うことは出来ませんでした。今の時代オンライン電話やチャットサービスも発達しており、簡単に LINE 電話なども手軽で便利に利用できます。でも顔を見ながら会話をすることは可能ですが実際に同じ空間にいられる期間というのはあなたがアメリカに出発するまであと何日あるのでしょうか。しばらく会えない両親、しばらく会えない友人、そういった方に今はなるべくたくさんあなたの時間を割いて会いに行って欲しいと思っています。 それはあなたのためでもあり、あなたのお子さんのためでもあり、もちろんご両親やご友人のためでもあります。

 私はアメリカに出張中、父方の祖母を亡くしました。また、少し話がずれますが大学生時代に留学していた時、母方の祖母を亡くしました。もちろん二人のお葬式には私は参列することができませんでした。 特に母方の祖母を亡くした時は、母親は私に心配をかけてはいけないと、祖母が亡くなったことを内緒にしていました。実際に祖母がなくなったことを知ったのは私が留学から帰ってきてからでした。今だに祖母のことを思うと亡くなったという実感がないので、どこかでまだ元気に暮らしているのではないかと思うほどですが、これは私がお葬式に出て気持ちの整理をつけられなかったからだと私は考えています。これから駐在生活を始めるあなたの事を脅す訳ではありませんが、最悪の場合そういった事態も考えられます。今手を取って握手したりハグしたりできる距離にいるうちに、あなたの本当に大切な人と時間を共有して何気ない話をしておくということはとても大切だと考えています。 また、渡米後すぐに開かれた弟の結婚式にも出席出ずにライン電話での参加となりました。もしかして強く夫に訴えれば一時帰国も叶ったかもしれませんが、渡米後直ぐというタイミングでまだ当時2歳という幼子がいた環境だったため、無理を言って帰国させてもらうことができないとおもってしまっていました。でも今思えば弟の一生に一度の晴れ姿を、式場で一緒にお祝いしてあげられなかったのは、やはりとても悔いが残る出来事です。

 どうかこれを読んでる皆さんには、他の人に任せられる所は他の人に任せ、お金で解決できるところは業者に頼み、あなたはあなたが今本当に大切な人に、あなただけができることをする時間に充ててほしいと考えています。これをあなたに叶えて欲しいが為に私はこの本を書いていると言っても過言ではありません。

その他

ドルへの両替

私の留学へ行った時は101ドル140円の時代でした。最近また円安が進み1ドル130円台をキープしていたりします。その時々の為替レートがに気を付けなければいけないということもありますが、この時期にはレートとにらめっこをしながらそろそろアメリカで使う現金を両替しておくと良いでしょう。ご存知の通りアメリカはカード社会です。日本では考えられないほど小さな商店でもカードの受付をしてくれます丸忠やはり現金で支払った方が都合が良い場面もあります。例えば飛行機でアメリカに到着後タクシーなどを使うかもしれません。 カードの読み取りなのに不安があれば現金を足してしまうのが安心です。またすぐにお家に入居できずに2日間ホテル暮らしをする場合もありえます。そうした場合は枕ゼニと言ってチップを置いておくなど細かいお金が必要になってきます。 いくらカード社会とはいえ多少現金を手持ちで持っておかなければ10銀行の口座開設をしてお給料がそこに振り込まれるまでは心もとない思いをすることになります。そして日本円をアメリカに持ち込んでから両替しようとすると手数料が高い場合があります。緊急事態であれば仕方ありませんし持ちすぎも怖いので良くないですが、ある程度現金を持たれることをお勧めします。

ドル円の両替をしてくれる場所を下にあげます。ご参考までに。

・ 銀行 

 一般的な銀行では円を米ドルへ両替することができますまる手数料は銀行によって異なります。 大抵の場合1回あたり数百円程度で両替ができますまるただし銀行窓口の場合身分証明書を提出を求められることがありますので事前にイカれる銀行に何が必要か確認されることをお勧めします。

・ 外貨両替所

 命令であればほとんどの外貨両替所で対応をしてくれますまる手数料が銀行より高い 場合が多いのが難点です。ただし冷凍は銀行よりも良い場合があるために銀行などと比較して利用しましょう。

・空港

 最悪出発日当日に空港で米ドルへの両替が可能です。 ただし空港でのレートは銀行などに比べて割高な場合がオーク手数料も割高になっています。最終的な利用手段として考えておきましょう。 ちなみに我が家は空港で両替を来ていますが、フライト時間によっては窓口が空いていない時などあります。特に早朝や深夜でのフライトを利用する場合は事前に両替を済ませておく方が安心です。

会社(夫)がやる事リスト

会社の引継ぎ業務

出発前の1ヶ月は公私共にとても忙しい時期に入ります。おそらく日本で引き継ぎをする際はできていたことも、海外赴任となった途端吹き飛んでしまい後から評判を落とすなんてことはぜひ避けたい所です。 まずは普通人事異動になった場合どういった対応が必要なのかを考えてみることが大切です。社内であなたの後任が決まっているのであれば、当然次の人へ今の業務を引き継ぐという作業が発生します。 場合によってはファイルを作ったり今ある書類を整理したりする必要も出てくるかもしれませんので時間に余裕をもって取り組みましょう。きちんと引き継ぎを行っておかないと海外に行ってからも問い合わせの対応をしなくてはいけなくなります。日本での引継ぎ業務は将来のあなたのためと心得、日本にいる間にしっかりと済ませてしまいましょう。

 次にあなたがアメリカへ出航した際の引継ぎについて整理してみましょう。 今は Zoom などのオンラインチャットツールが便利になり、遠く離れた人たちとも気軽にミーティングができるようになりました。以前のようにメールだけでやり取りする必要もないし、また高い通話料を払って国際電話を掛ける必要もありません。相手との時差を考えると質問をするのに気が引けることがあるかもしれませんが、普通の感覚であれば前任者の方も赴任される統治は色々と不安が多かったと思われますし、あなたと同じように前前任者の方に色々とお話を伺っていたことと思います まるその点は皆さんとても理解がありますので、礼儀は弁えつつも不安に思われることは確認された方がいいでしょう。 赴任者はアメリカ到着後2、3日のうちに出社が始まります。時差ボケが治らないうちから新しい仕事に慣れなければならず駐在員は大変なのですが、もし可能であれば到着後一週間ぐらいのラフスケジュールを先方に確認されると良いでしょう。 それに伴って必要な書類を揃えて持っていく必要があるからです。 出航準備で日々忙しく過ごしているためついこれからの赴任先への確認を怠ってしまいがちですが、事前に赴任先の情報を少しでも多く入手しておくことで不安も軽減されますよ。

自席の整理

アメリカへ赴任する場合日本での席(物理的なスペース)はなくなると思ってください。一時帰国で帰国した際は予備の席なのに座らされます。つまり荷物を一旦全部どこかへ移動させるか家持ち帰るなど片付ける必要が出てきます。 通常の人事異動とは異なり1年から2年間は日本の会社で仕事をしないことを踏まえ、今持っている資料のどれを残してどれを廃棄するかまた人に譲るのかを整理しましょう。 次の人への引き継ぎの資料があればそれをまとめておかなければいけません。 また、会社の備品なども全て会社へ返却することになりますので、 特に最終日まで使う可能性の高いパソコンの返却などについては事前に担当の部署に確認しておきましょう。パソコン関連で言うと私の夫は会社から1台支給されてアメリカに持って行きました。もちろんアメリカではアメリカのパソコンを支給されるのですが、メーラーや日本の会社で使っているソフトが入ったものだったので、一時帰国の際なども常に持ち歩いて いました。 

取引先へ挨拶 

もし抱えているお客様がいればお伺いをして、直接ご挨拶をするのが丁寧ですが、難しければせめて日本にいる間に挨拶メールを送っておきましょう。既に次の担当者が決まっている場合は後任者ではなく前任者が担当交代の理由を添えて後任の名前を事前にお伝えして引き継いでおくのがマナーです。 担当者交代の理由は簡潔で構いませんので書いておいた方が無難でしょう。何も理由を書かずに担当者の交代だけをつけてしまうと、あなたや会社への不信感が強まるからです。 担当者交代の理由は簡単にわかりやすくお伝えすると良いでしょう。 担当者交代の旨を先方にお伝えしておけば安心感を与えるだけでなく信頼にもつながります。もしかしたら帰国後同じ相手がお客様になる可能性もありますのでいい印象を与えておいて損はありません。

現地校への手続き

  子供の学校の手続きは必ずしも夫がやらなくてはいけないということではありません。母親の方が英語が堪能であれば、むしろ母親が手続きを進めたほうがスムーズに行くケースもあるかもしれません。ただ一般的には現地での情報収集を含め旦那さんがメインで進めていく作業が多い為、夫がする作業のところに説明をあげさせていただきました。

お子様がいらっしゃる場合、日本にいる間に現地校に連絡をして入学または編入の手続きをする旨のやり取りを開始している場合がほとんどです。 これは渡米後にスムーズにアメリカでの学校生活を始められるからです。 現地へ行ってから直接編入したい学校に足を運び、事情を説明することももちろん可能です。むしろ直接話をした方がメールで何度も煩雑なやりとりをするよりは話が速い場合もあります。しかし学校へ提出しなければならない書類を日本から揃えて持って行かないといけない場合がほとんどです。やはり事前に何かしらのコンタクトを取っておくのが一般的です。まずは学校のホームページに載っているお問合せ先へメールをして、編入希望などを伝えるところから始めましょう。 

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