「アメリカ赴任決定~赴任3か月前」にすること完全まとめ
まずは海外赴任の辞令を受けて、さぞ精神的にショックを受けていらっしゃることと思います。
これは、以前から海外勤務を希望していた方も、家庭の希望を無視した人事により海外勤務を言い渡された方も、そのどちらの場合もやはりショックは受けるものです。
我が家の場合はもともと夫の部署が会社の経理部だったので、「かいがいてんきん」の「か」の字も考えたことはなく、またそれまで将来駐在生活を送るなど、これっぽっちも考えたことはありませんでした。ですから、夫から海外赴任の話を聞いた時は本当にショックが大きかったです。
もちろん、ただ単に「海外赴任、嫌だ―」と思っていたわけではなく、ショックにはいい意味も含まれていました。
「これからアメリカでまた暮らす事が出来るのかぁ(遠い目)」といった喜びの意味でのショックも大きかった訳です。
この時期は赴任が決まって動揺が大きいものの、まだ出発の日まで時間があるので比較的心に余裕をもって準備に取り掛かれる時期です。
この時期にいかに前もって準備を進めておくかで後々のスケジュールの立てやすさにつながってきますので、とにかく赴任が決まったら一日でも早く動き出しましょう。
ここではアマゾン本に記載している内容を簡略化して、出来るだけ必要なところだけ抜き取って簡潔に書いています。
もし、もっと詳しくお知りになりたい場合や、私の犯した失敗談をすっ飛ばしてもっとスムーズに準備を進めたいという方は、書籍(キンドル本)をお手に取ってお読みください。
ここからは、家族(主に夫婦)が準備することと、旦那さんが準備することとに分けて書いています。
未来の駐妻になる方は最初から、駐在員ご本人様の部分だけ読みたい場合は後半からお読みくださいね。
駐在準備:3カ月前までに家族(夫婦)でやっておくこと
情報収集関係
海外赴任に際して最も重要かつ、一番最初から出来ることがこの「情報収集」です。
これは赴任の辞令が起きた日からすぐにでも始めることが出来ますし、皆さん携帯をお持ちでしょうから手元で気になった時にスキマ時間を使ってできます。
辞令がおりてすぐは動揺もあり、なかなか本格的に調べようという気持ちになれないかもしれませんが、とにかく一日でも早く現地の情報を手に入れていきましょう。
赴任先、アメリカや会社の近くの情報収集をすすめよう
今は海外転勤の辞令が下りて気持ちも動揺していたり、特に英語に自信がない場合は生活する上での不安も大きいと思います。
まずは自分がこの先数年自分たちが暮らすであろう土地の情報を収集するところから始めましょう。
その土地について知ることで漠然とした海外での生活に対する不安も薄れてきます。
多くの場合、新しくクラス場所について「知らない&分からない」という事が精神的に不安な気持ちとなって表れますので、まずはどんな情報でもよいので自分たちの赴任先について調べてみることから始めましょうね。
アメリカ赴任までのスケジュールを作成
情報収集とともに、アメリカ赴任日までのおおよそのスケジュールを作り始めましょう。
アメリカ赴任に伴って必要となる作業はとても多く細かいものも多い物。
しかも申請し忘れたり買い忘れたりするとアメリカへの渡米自体危うくなったりする大切な書類も沢山あります。
赴任までの限られた時間の中で確実にすべきことをこなしていけるように、思いついた事からスケジューリングに落とし込んでいくようにしましょう。
また、カレンダーに書き込んだりスケジュール表を作成して見える化することで、気持ちの面でも焦らずに落ち着いて赴任までの期間を活用できますので、是非やってみることをお勧めします。
因みに私は新しいものを購入したりはせずに、手持ちのスケジュール帳にひたすら予定を書き込んでいきました。
細かな調整や問合せ事項を書き留めておく必要が出てきた2か月前頃からは、赴任準備用として「小型のノート」を一冊準備して書き込みが沢山あっても対応できるようにしていました。
また、そのノートに「夫・自分・子ども」等の人別インデックスをつけて、各自が必要な手続きや持ち物を分かるようにしていました。
その他インデックスをつけたのは「家・病院・買い物リスト」等でしたが、こうすることで必要な時に必要な情報がパッと見られ、思いついた時にも直ぐに書き込めるので大変便利でした。
また、ノートは100均などの安いもので十分なので、少し小型のもので鞄に入れて持ち運べるタイプのものをお勧めします。
私はつねにこのノートを持ち歩いて、買い物に行くときについでに赴任のための買い物を済ませたりするためでした。
赴任までの準備期間はとてもバタバタして買い物などにも出かける機会が増えます。
意外と出先で病院の予約電話の折り返しが有ったりするので、急な電話にも落ち着いて対応できるように、そして自分から折り返す手間を省く為にもこの「赴任準備ノート」をいつも持ち歩くようにしていました。
手続き関連
パスポートを取得
ビザの準備とともに急いでとりかかりたいのがパスポートの申請です。
ここで注意したいのが、まだパスポートを持っていない人の新規パスポート申請は勿論の事ですが、既に持っている人でも手持ちのパスポートの有効期限が短くなっているケースがあります。
少なくともビザで申請する年数くらいは有効期限があると安心です。
私は海外赴任時にはすでにパスポートを持っていましたが、赴任を期に更新の手続きをすることとしました。
これはパスポートの名前が旧制になっていたからでした。
結婚後にパスポートセンターで名前の変更の手続きをしましたが、当時はこの手続きをしても真新しいパスポートと交換してくれるわけではなく、ただパスポートの中に「新しい姓が○○となりました」と記載されるだけでした。
これではただでさえ緊張する入国審査時に余計な質問をされる心配があったため、その心配の種を一つでも潰しておく為にパスポートの切り替え申請をしました。
日本への入国であれば入国審査官も日本人ですし、対応がとてもきちんとしているので心配は全くありません。
しかしアメリカへの入国時や旅行で飛行機を使う機会が増えると考えるとその度に「パスポートの名前は旧姓で・・・」といらぬ説明をする必要があるかもしれません。出来ればこのタイミングで新しくパスポートを切り替え申請されることを強くお勧めします。
アメリカ滞在中にパスポートの期限が切れる心配もなくなりますので、安心して渡米することが出来ますよね。
旦那さんは日本に出張で一時帰国する機会もままありますが、奥さんや家族となるとそうはいきません。
お金で解決できるのであれば心配の種を一つでも潰しておくことが肝要です。
また、アメリカ人の対応についてここで少し触れたいのですが、そのクオリティは「人による」所がかなり大きく、担当者の「あたり・はずれ」がものすごく大きいです。
もし良い人に当たらなかった場合の時を考慮して懸念材料を減らしておくという準備はしていた方が良いかなと思って普段から生活していました。
ましてや国をまたいでの移動や、旅行に際して飛行機を使っての移動の際に問題が起きるのを防ぐためにこうした細かな点も気にしておいた方が良いかなと思っています。
ビザの申請準備
これは本当に大切な手続きとなりますので、弁護士の先生などビザ取得の専門家にお願いすることをおススメします。
そもそも会社からの辞令でアメリカ赴任となった場合は会社が手続きをしてくれることがほとんどですのであまりこちらに関しては心配しなくても大丈夫かと思います。
ビザ取得の流れを簡単に説明すると、まずは必要書類を集めます。
それらの書類を提出するとアメリカの在日大使館や領事館から面接の日付を決められますので、面接当日は指定の領事館等に出向いて面接を受けることになります。
旦那さんの海外赴任でビザを申請する場合、妻や子供といった家族には「帯同ビザ」というものが発給されます。
簡単に言うと、「旦那さんが仕事でビザを取得したのでその家族も一緒にアメリカについて行っていいよ」というものです。
面接を無事に通過すると、パスポートに写真入りのビザ(査証)が貼り付けられます。
このビザの申請から発給までおよそ2~3か月ほどかかりますので、ビザの申請は海外赴任が決まったらすぐにとりかかります。
このコロナ禍で海外赴任事情も劇的に変化しています。最初は旦那さんが現地の様子を見に行き、家の契約や車の取得などを済ませ、ある程度落ち着いてから家族を呼び寄せようとしていたらコロナで家族の渡航が難しくなってしまった、というご家族もいらっしゃいます。
しかし「短期間でも子どもに海外での生活の経験をさせてあげたい」という思いから短期で訪れるという決断をされることもあると聞いています。
そもそもアメリカへの入国の際、90日以内の滞在であればビザの取得は必要ありませんので、そういったケースでの滞在を考えられる場合はビザ申請はしなくても大丈夫という事になります。
ご参考までに、私はE2ビザを発給してもらったので現地でも仕事をできるようなビザでした。
始めは2年の駐在生活と言われて渡米しましたが、その期限は1年、また1年、、と伸びて結局5年間の駐在生活となりました。
このビザの申請は延長するにも書類を沢山集めたりして手間がかかる作業となりますので、会社としてもこのビザの期限を見ながら社員をまだ滞在させるかどうかを考慮しているところが多いように思います。
私たちはビザの期限が5年でしたので、そのマックスまで5年間アメリカに滞在したのでした。
更に詳しく調べたい方はリンクを参照ください。
在日米国大使館と領事館在
日本のお家関連
海外赴任となると年単位でアメリカに異動することになります。
今日本でどんなところにお住まいであったとしても何かしらお引っ越しに伴う手続きや片付けが必要となってきます。
まずは持ち家なのか、賃貸でお住まいなのか等今の自分の状況に合わせて情報を集めることが大切です。
家、マンション、賃貸の契約について確認
さぁ、海外赴任となったとき大きな問題となるのが「空き家どうするか問題」ですよね。
私は新居を購入して2年以内での引っ越しでしたので、売却する気持ちには到底なれず、しかも任期は当初2年という事だったので、このままお家は残してアメリカに行こうと思っていました。
ただ頭を悩ませたのが「空き家は傷む」という迷信?!いや、真実?!。
夫の実家は東京でしたので「たまに風通しのために窓開けに来てね~」と頼むにはあまりに遠すぎでしたし、私の実家は名古屋なので少し距離があります。
私の母親もクモ膜下出血をやって以来車の運転を医者に止められているので、電車での移動となってしまい負担がおおきくなるなぁと。
でも仕方ないから数か月に一度旅費を払って窓を開けに来てもらう。
そんな風に考えていました。
しかしアメリカ赴任直前、夫の親族が実は私たちの家の近くに勤務していた事実が発覚し(自転車で7分!)、急遽その親族が住んでくれるということになりました。
「これで風通しの事や防犯の心配をしなくて済む!」
と、本気で安堵した覚えがあります。
しかも住んでくださる方は一人暮らしの方だったので、帰国後家を引き渡していただいた際もとてもきれいな状態で使ってくださっていて本当に助かりました。
あなたが持家に住んでいらっしゃるか、借家か、マンションか等、また駐在の予定期間がどれくらいかによって決断が変わってくるかと思います。
私のお友達はやはり新築でこだわりの家を建てた&お気に入りの車を購入していたので、家も車も手放すことなく駐在生活を過ごした方もいらっしゃいます。
一方で、アメリカ赴任時は購入したマンションをリースする契約としてその満了後、旦那さんだけ一時帰国してマンション売却の手続きをしていた方もいらっしゃいました。
この方は本帰国後の勤務地がアメリカ赴任前とは異なる場所だったために結果すべてうまくすすんだケースとなりました。
アメリカに赴任して本気国となった場合の人事など今の時点で知る由もありませんが、夫婦・家族そろって今出せる決断の中でベスト(ベター)なものに絞っていけるように、早いうちから話し合いを始めておきましょうね。
我が家のように、求めるところにはきっとその結果がついてきます。あなたの所にも素敵な結果が舞い込みますように☆
賃貸の場合の解約手続きには多くの場合1~2か月の期間が必要なようです。
以下に詳しいサイトのリンクを載せます。
大家さんとのトラブルを避けるためにも、自分が持っている賃貸契約書をよく読んでいつまでに賃貸解約の手続きをするのか、またその方法について知っておく必要がありますので、早いうちから準備しておきましょう。
トランクルームの検討
日本からアメリカへのお引越しに関して一つ補足をしておきたいのが、トランクルームをレンタルするという選択肢についてです。
不要品以外の、今家にある荷物をすべてアメリカに持ち出す場合を除き、もしかしたらお近くのトランクルームを借りた方が良い場合も出てきます。
特に家電などをもっていかない場合で、処分もしたくない場合はトランクルームのレンタルが便利です。
夏場とても暑くなるので帰国時にその家電等が正常に動くという保証はありませんが、捨ててしまうのももったいないという場合や、アメリカで住むお家が家具付きの場合などは日本に荷物を残すという選択肢も考えられます。
また、荷物はそれほど日本に残さないけれど、引っ越しの準備をサクサク進めたい、という場合も一時的なトランクルームの使用は便利だと思います。
引っ越しの荷物はとにかく箱に詰めるまで普段の生活用品と一緒に存在しているため、結局いつまでたっても片付いていないような気持ちになります。
ですのでここは思い切って部屋を一つ余分に確保するという意味から、近所にあるトランクルームを1~2か月間だけレンタルするという手もありますよ。
サクサクお引っ越し準備を進めたい方にはおススメです。
ペットをどうするのか家族で話し合う
我が家はペットを飼っていなかったので、アメリカ赴任時に動物の世話の心配をすることはありませんでしたが、現在ペットとともに暮らしている方にとっては家族同然の動物をどうするのかはとても大きな問題となってきます。
私のお友達は日本からワンちゃんをアメリカに連れてきていました。
ただし、飛行機の移動中は荷物と一緒に異動だったため、ストレスがかかったと言っていました。
そしてアメリカに入国する前に規定の予防接種を受けなければならず、それが大変だったと聞きました。
又ほかのご家族は飼っていたワンちゃんをご両親のもとに預けて渡米してきたので、定期的にオンラインで様子を見せてもらっていると話してくれました。
ペットを日本内で託す場合は餌代や病気になったときやもしもの時の対応をよく相手と話し合って決めておかなければ後々トラブルの原因となりかねません。
また、ペットとともに渡米すると決めた場合は早くから書類を準備したり予防接種のスケジュールを決めておく必要があります。また、そもそもアメリカでの滞在先(特に賃貸の場合)がペット同伴可能かどうかという点も確認が必要です。
どちらにしろペットを連れてアメリカに行くのか、日本で信頼できる所へ預ける事にするのか、早めに家族で決めて行動する必要がありますね。
医療関連
見知らぬ土地で病院に行き、体調が悪い中自分の病状を説明しなくてはいけない・・・。こんな状況に陥る可能性って、渡米後日目から発生しています。。。
アメリカの医療関連の情報はとても大切。まずは日本で出来ることを抜かりなくすすめましょう。
必要以上に怖がらなくてもダイジョブです!
だって、駐在員&駐妻はだれしも今まで何とかなっていますから。
健康診断・人間ドックを済ませておく
健康診断や人間ドックは昔に比べれば比較的自分の近所でも大きな病院で行っていることが多くなってきました。
もちろん都会に出れば人間ドックや健康診断のみを専門で扱っている会社もあるほどです。
しかしこうした会社は法人での契約が多い事や、時期的に混む時期があったりすることから、いざ予約を取ろうとしたときに自分の都合に合わせられずに一か月待ちとなったりする場合もあります。
海外赴任の場合会社が社員とその家族分の費用を負担して健康診断をするように指示する場合が多いですが、どこで受けるかや予約~実施については自分で行う場合も少なくありません。
私の場合は夫の分は会社の健康診断で行い、私(妻)と子どもの分は各自で受診機関を調べる事や予約、一時的な支払いの建て替え等を行いました。
もちろん後日、領収書を会社に提出して健康診断にかかった費用は変換されましたが、こうした一時的な支払いが赴任先へ出発する直前まで結構あります。
しかも比較的まとまった額が必要な場合がありますので、少し手持ちの現金を多めに確保しておくとか、カード払いが出来る病院を選ぶといった対処が必要な方もいらっしゃるかもしれません。
受診前に確認してくださいね。
病院に通っておく(既往症の検査や治療など)
アメリカに行けば会社が契約してくれている保険会社を通して保険適用で医療行為を受けることが出来ます。
しかし日本のように見知った土地で通いなれた病院に行くのとは訳が全く違います。
ましてや言葉の不安がある中でお医者様と対等に専門用語も交えながら話すとなると、もうその時点で「病院にいかなくてもいいか・・・。」っていう気持ちになってしまいます。
病気にならないのが一番ですが、既に持病がある場合は日本で最善の状態に自分の体をメンテナンスし、ベストな状態で出発するのが最も大切なこととなります。
知り合いには以前から気になっていた婦人科系の病気の手術を赴任が決まってから受けたという方もいらっしゃいますし、赴任前にできるだけ体の調子を整えるために早くから計画的に病院を受診することはとても大切なこととなります。
また、私は健康な子供を小児科に連れていき、簡単な風邪薬や塗り薬などを処方して少し多めに出していただいたりしました。
もちろんアメリカにもこうした炎症を抑える薬など充実していますが、当座生活に慣れ、ましてや薬のイロハがわかるようになるまでには少し時間がかかる事を覚悟しなければなりません。
短期間の間だけでもしのげるくらいの家庭常備薬程度はそろえていく必要がありますので出来る限り早めに自分の体の健康状態を把握しておくとよいです。
治療に数か月から年単位で日にちが必要な場合、処方箋等を英語で持っていくという事も必要です。
もしくは渡米までに出来る最善の治療を考えて計画的に治療していく必要があります。
これからますます赴任準備で忙しくなる前にまずは自分の健康管理の大切さを認識する必要があります。
特にお子さん連れで渡米される場合、お子さんの準備や学校とのやり取りなどでますますお母さんが頑張らなくてはいけない場面が増えてきますので、この時期から自分の体のメンテにも取り掛かりましょう。
歯医者さんで治療を済ませておく
私の夫は私の口の事を「ワンダーランドだ」と言っています。
意味が分からないと思うので説明すると、もともと小さいころから歯が弱く、歯医者さんに通い詰めだった私は例にもれずにアメリカ駐在中に何度も歯医者さんのお世話になる事になります。
その度に目が飛び出るほどの高額な治療費を支払うこととなるのですが、日本では銀歯ばかりだった私の口の中は、アメリカの高額治療のお陰でクラウンも白いものを使用してもらい、そのおかげで真っ白の芸能人の歯のようになりました!(笑)
しかしこうした治療は本当に目が飛び出るほどの高額です。
私が体験した歯根治療は一本2000ドルとなりました。
それを何本やったことか・・・(-_-;)
それプラス普通の歯医者さんでは白いクラウンが一つ800ドル×〇本・・・。
今思うと恐ろしい!!!
しかもそれ、保険適用後の持ち出しの費用なんです!!
この高額治療の塊の私の口の中は、ディズニーワールド旅行に行けるほどの高額治療費を払った結果手にしたものとなってしまい、夫は今でもそのことを揶揄して「あなたの口の中はワンダーランドだ」と言っています。
こればかりは本当にこんないい治療を受けさせてくれた旦那さんに感謝しかありませんが、あなたもこうならないように是非歯科治療は日本で済ませていってください。
※歯の治療については記述したいことが山ほどあるのでまた別記事に詳細を譲るとしますが、歯医者さんに通うために一時帰国する人がいるほどですので、本当に真剣に歯は治しておくことをお勧めいたしますm(__)m
予防接種のスケジュールを立てる
あなたにはお子さんがいらっしゃいますか?お子さんがいる方は経験されているかと思いますが、乳児期~幼児期に至るまでの予防接種って、とにかく本数が多くて日にちも気をつけていなければ接種時期が過ぎてしまって取り返しがつかなくなっちゃいますよね。
渡米前の予防接種も同じです。
駐在する場所によって必要となる予防接種の種類が異なりますが、複数種類接種しなければならない場合、多くは一回目から二回目までの間に1か月ほど日にちを開けて接種となります。
同時に複数種類打てる物もありますが、渡米までの時間がない場合は一回目を本当に急いで接種しておく必要が出てきます。
私は大阪の梅田にあるトラベルクリニック(渡航をする方向け専門に予防接種をしてくれる病院)にて予約をして夫と子供と3人で予防接種に出かけました。
どんな注射をしておくべきなのかは会社の指示があればそちら、そして無ければクリニックの先生と相談の上決定することとなります。
土地柄ではやり病というのは異なりますので、それを熟知した先生にお任せするのが一番かなと思います。
探せばおそらく見つけるのはそれほど難しくないのかなといった印象ですが、その接種費用というのがバカ高い!!
後から会社に請求すればもちろん費用を負担してくれるのですが、一旦は持ち出しで自分たちが支払うこととなりますのでお出かけになるときは支払い方法を確認するなどご注意くださいね。
そして私たちのようにお子さんと一緒にアメリカに渡る場合で、保育園・幼稚園・小学校等に入れようと思っている場合は必ずその週が定める予防接種を済ませていなければ、そもそも入園すらさせてもらえません。
我が家の場合は事前に入手したNY州のガイドラインに沿って必要な予防接種を子どもに受けさせることになりました。
また、予防接種を受けたら必ず英文での証明を発行してもらうことを忘れないようにしましょう!
これは本当に大事です!
英文証明書を忘れないでください!!
出来れば母子手帳に記載してある予防接種記録をすべて英文で記載してもらえるとベターです。
当たり前ですが、アメリカに行った際関係機関に提出するのは英文となります。
あとから苦労しなくて済むように準備しておきましょうね。
英語の診断書を作成
これは予防接種の時にも少し触れましたが、アメリカの病院で書類等を提出するときにできるだけ自分で説明する手間を省くために、普段から持病のある方等は特に英語での診断書を作成されることをお勧めします。
最近は日本でもすすんできましたが、アメリカでは病気になったからと言って勝手に近所の病院に駆け込むことはしません。
まずは近所でリサーチして良さそうな病院に「ホームドクター」の登録に行きます。
そこで定期的に健康診断を受けたり、病気になったら相談したりすることになります。
一番最初にその病院に訪れる、本当の初診では今までの健康状態や既往歴など事細かにインタビューされます。
もちろん問診票での聞き取りなども行われるのですが、その際あなたには英語で自分の症状や既往歴をすらすらと答えられる自信はありますか?
・・・はい、ないですよね(-_-;)
普通ないです汗。
いくらアメリカのお医者様が日本のお医者様に比べて陽気で気さくとは言え、やはり問診の場面などでは専門用語等を使って聞き取りが行われる場面が出てきます。
私はアメリカの大学で授業を受けていて良かったと、病院に行くたびに思いました。
なぜなら体の専門的な名前とか病気の名前とか、完璧にはわからなくてもなんとなく想像できるレベルであったからです。
日本でも病院に行って診断名を先生から聞いた時に頭の中で???が浮かぶことは良くありますが、ましてや英語でそういった場面にでくわしたらどうでしょうか?
やっぱり焦りますよね。
しかも自分の健康の事だから適当にやり取りを済ませるわけにもいかないし・・・。
そういった心配事を一つでも減らすために、普段から健康上不安な点がある方は特に英語での診断書を作成されることをお勧めします。
病院にもよりますが、特に公のものでなくても構わないと思います。
要は自分の体の不安要素を説明できればいいわけだし、薬の名前や手術の名前などがアメリカ人に伝わればよいので、証明書が公的に認証されているかどうか、という事はさほど重視されていないように思います。
もし気になる方がいらっしゃいましたら、英語が少しできる方に英訳を頼まれてもいいかもしれませんし、ご自身で英訳されても乗り切れるかもしれません。
大切なのは「相手に自分の健康上の問題や不安を伝えられるかどうか」という点をポイントに準備されてください。
子ども関連
転校・退学手続き
あなたがお子さま連れでのアメリカ赴任となった場合、夫婦二人きりでの渡米に比べ、事前に準備することが格段に煩雑になり、その分不安も増える事でしょう。
自分だけではなく子どもも言語面での心配をしなくてはならず、かといって学齢児となると学校に通わせないわけにもいかないので、渡米後出来る限り早くから現地の学校に通い始めるための準備が必要となります。
渡米後の学校の手続きなどはまた別記事に詳細を記載したいと思いますが、ここではとりあえず日本で現在通っている学校の手続きについて説明します。
私たち家族は子どもがまだ学齢年齢に満たなかったので、日本での学校の手続きは必要ありませんでしたが、お子さまが幼稚園以上に通われている方は園や学校への転校(退学)の手続きが必要となります。
まずは担任の先生に電話で事情を説明し、必要であれば面談日を設けてもらって海外転勤になった旨をご相談ください。
もし渡米のタイミングを自分たちで選ぶことが出来たり、会社に相談して決められる場合は出来る限り学年が変わるタイミングか、少なくとも学期が終わるタイミングまで待って貰えるものかどうか検討した方が賢明です。
また、次に考えるべきはアメリカの学校でいつから登校が可能になるのかという事です。
ご存じの通りアメリカの新学期は夏休み明けの8月~9月になっている場合がほとんどです。
赴任先の場所が決まったらすぐにそのエリアの学校のホームページをチェックして年間行事を確認するとよいでしょう。
学期の始まりや、長期休暇等は学校によって異なりますが、おおよそ近いエリアでは同じようなスケジューリングとなっていることが多いです。
日本の学校で学期末まで子どもを通わせてあげたいという気持ちも本当に理解できますが、これから何年か通うことになる環境の事に重点を置くことも一つの選択肢かなと思います。
私の子供の通っていた小学校(NY州)では、毎年9月から新学期が始まりました。
長い夏休み開けると前年度とは全く違ったメンバーでクラス編成をし直すので、このタイミングでの転校性の存在はさほど大きな意味を持ちません。
クラスメイトにとっても、「今まで違うクラスにいた子かな?」と感じるだけで済みます。
逆に学期の途中で転校となった場合、いい意味でも悪い意味でも目立つことは確かです。
でも私の知り合いにはその「日本人&転校性で目立つ」ということを逆手にとって、クラスメイトに優しくしてもらったり上手く注目を集めてお友達を増やしたという子供もいました。
本当に素晴らしい事です!!
出来れば引っ越しのタイミングを家族で決められるのが一番ですが、会社の辞令で駐在員となる訳ですので、「なかなかそう都合よく渡米の日を決められないよ!」と言われる方の方が多いように思います。
どんなタイミングになったとしても、その決められたスケジュールの中で子供が出来る限りスムーズに学校生活に馴染んでいけるといいなぁと心から願います。
そのためにはやはり日本にいる間にいかにお母さんが準備して余裕をもって渡米できるかという事にかかってきますので、出来れば経験者や現地の日本人コミュニティに知り合いを作って現地の様子を事前に知っておくことをお勧めします。
現地の教科書を入手する
現地の日本人学校に通う場合は教科書などを手配してもらうことが出来ますが、アメリカに到着後しばらく必要になる教科書などは日本で入手しておく方が安心できます。
お子さまが義務教育(小学校・中学校)である場合、以下のサイトを参考にお手続きをされると良いと思います。
日本にいる親族関連
国内住所録・緊急連絡先等の作成にとりかかろう
今は携帯電話にすべて保存されている方もいらっしゃいますが、海外で自分の携帯電話にもしものトラブルが発生した場合、とんでもなく大変なことになりますよね。
もしもの時に困らないように、家族やお友達の連絡先をリスト化して保存しておきましょう。
また、自分の近しい親族にはそのリストを共有しておくと後々便利です。
もしもの時にそのリストを見て連絡を取ってもらうことが起きないとも限りません。
また、この住所録はアメリカからクリスマスカードを送ったりするときにも役に立ちます。
海外赴任の日が近づいてくるとこうした準備がしずらくなりますので、まだ時間に余裕があるうちにこうした連絡網の整備を進めておきましょう。
親、家族の暮らしや介護などの確認
自分たちがアメリカに渡ってしまった後、近しい家族や親せきに何かあった場合でもなかなか直ぐに帰国できないかもしれません。
また、普段から健康上何か問題があったり持病がある方だと病院通いにヘルパーさんなどを頼む必要が出てきます。
海外赴任が決まると自分たちの渡米準備で気がとられがちですが、こうした周りの状況をきちんと整えておく必要も出てきます。
時には兄弟や親せきに親の世話を頼んだり、それ程大げさではなくてもご自身で出来なくなる分、「月に一回は実家に顔を出してね」と兄弟に頼んでおくこともできますよね。
どうしてもご家族やヘルパーさん等に頼れない場合は、リモートでも親の無事が確認できるようにウェブカメラや警備の手配を頼んで様子をいつでも確認できるようにしておくという手もあります。
今では離れた場所から、お茶を毎日淹れたかどうかチェックして確認できるようなポットも販売されていたりしますよね。
何か自分たちに合ったスタイルを見つけていただけると良いと思います。
大切なのは駐在生活中、あなたが安心してアメリカでの暮らしを送る事、またそれによってご家族やご兄弟も安心して日本からあなたの生活を応援できるような体制にしてあげる事だと思います。
文化や言葉が違うアメリカでの暮らしは、ただでさえ大変だなぁと思うことが多いので、日本に残してきた家族の事を日々不安に思って暮らすことの無いように、不安材料は一つづつ潰して準備していきましょうね。
海外赴任者向け保険加入の検討
アメリカ駐在はその土地の環境に慣れるまで十分に備えておく必要があります。
自分では十分気を付けているつもりでも、体調をくずしたり子どもの急なけがなどで、思わぬ事故やトラブルが起こりがちです。
私は渡米後1週間目に明け方おなかが痛くなり、今まで経験したことがないくらいの痛みだったので寝ることもできず、寝返りも打てずに救急病院に駆け込んだことがあります。
この時の診断は、「食生活の変化によるガス溜まり」ということで、つまりはオ〇ラのせいでおなかが痛くなっていただけでした。(ごはん中の方、スミマセン(^^;))
お医者様は、
「食生活をアメリカンスタイルではなく、日本食に戻して生活しなさい。そっちの方が健康的よ」って、軽~く言っただけでした(-_-;)
でも当の本人は本当に痛みに耐えて眠る日々を2日続けて経験し、始まったばかりの海外生活に本当に不安になった記憶があります。
そんなときの強い見方が駐在保険。
我が家は会社の保険でこの時の難事をしのぎましたが、入院費用などの金銭的な保障だけではなく、病院の紹介や通訳の派遣などトラブル時のフォローもしてくれるので、特に「英語での対応がむちゃくちゃ不安だ~」と思われる方には検討されるのも手かなと思います。
駐在準備:3か月前までに夫(駐在員・会社)がすること
基本的に夫だけが出来ることというのは会社関連の事と思ってください。
それ以外は家族全員で取り組むという姿勢がお互いの負担を減らして、心身ともに健康的に渡米の準備が進みやすいと思います。
夫も妻も忙しくなるにつれてストレスも大きくなりますので、息抜きの仕方も上手に工夫しながら進めてくださいね。
仕事関連
日本の会社内での引継ぎ・資料作成
海外辞令となる場合、他の人事異動のように社内での発表がある前に事前に上司からの通知や面接などがある場合が殆どです。
内示から正式に公の発表となるまでの間は、旦那さんとしても表立って何か動けるわけではありません。
(もちろん仲の良い同僚などに内々で話をする程度の事はあるかもしれませんが、そういう場合は多くのケースで噂となって直ぐに広まってしまいます(-_-;))
会社で公に辞令が発表されればもう周知の事実となりますので、逆に旦那さんにとっては会社での準備等が出来るので動きやすく感じるかもしれません。
旦那さんはまず自分の持っている仕事を誰かに引き継ぐための資料作りや打ち合わせ会議などで時間をとられるようになるでしょう。
もし余裕があればきちんとデータを残しておくと後任者にとっても親切ですし、引継ぎもスムーズです。
また、ご自身がアメリカに渡ってからわざわざ変な時間帯に国際電話をかけてこられて「これどうなってますか?」との問い合わせも減るでしょうし、日本からのメール問い合わせに時間を取られることも減らせます。
赴任までの期間にもよりますが、出来るだけ後任者の方が楽に引き継げるように準備してあげられるといいですね。
何よりこれが後々ご自身を助けてくれることになりますから。
アメリカでの仕事引継ぎ・短期出張の日程調整
意外と時間を取られるのが、アメリカと日本との仕事引継ぎに関するやり取りです。
あなたが赴任される先に既に駐在員の方はいらっしゃいますか?
今回の海外赴任はその前任者との引継ぎですか?
それとも新規事業立ち上げ等であなたが新しく駐在員として派遣される事になっているのでしょうか?
これは実に個々で状況が異なりますので気になる方はお気軽に問合わせていただきたいと思いますが、もしアメリカとの仕事引継ぎが必要な場合、最も考慮すべきはアメリカと日本の時差です。
国際電話やzoom等のオンライン会議は勿論の事、メールともなれば実際の時差+アルファで返答をもらうのに必要な時間を見積もっておく必要があります。
要は、日本人みたいにメールを逐一返して来ない事もあるよ、という事です。
よっぽどの事でない限り早朝や深夜は会議の時間を設定しずらいので、こちらが我慢して早朝/深夜に会議の時間設定をしたり、返答時間に余裕をもってメールを早めに送っておいたりする工夫が必要です。
これは国民性・お国柄・文化・物理的な距離&時間と、色々な要素が絡み合うので予測は難しいですが、「こちらの期待した通りに動いていかない事が多い」と割り切って進めるほかありません。
時には正式に日本を発つ日より前に、旦那さんだけ短期の出張ベースでアメリカに行くことが出てくるかもしれませんが、その場合は赴任準備を旦那さんがいない中進めていく必要が出てきます。
勿論旦那さんの出張中でも今の時代オンラインチャットなどもできますので、気軽にコミニケションをとる手段はありますが、昼夜逆転するほどの時差があるのと、旦那さんの時差ボケのせいであまり話せない時も出てきます。
旦那さんが日本にいるうちに進めておく手続きについて出来る限りよく確認しておくようにしましょうね。
渡航準備関連
海外駐在員向けの社内(社外)研修
海外赴任が決まると社員に対して海外駐在員向けの研修が行われます。
特に同時期に何人も(赴任場所が異なっても)異動になる場合はまとめて社内で研修が行われたりします。
これはとくに海外展開が活発で、駐在員を沢山抱えるようなインターナショナルな企業ほどキチンと事前に研修を行ってくれるケースが多いかと思います。
しかし、今回の異動で駐在となったのがあなただけという場合、会社の中にわざわざ講師を呼んでセミナーを開くとまでは行かないでしょう。
おそらく外部の指定されたところでセミナーを受けるように言われるか、最悪の場合「海外赴任が決まったら読む本」を手渡されて、「自分でコレ読んで勉強しておいてね」でオワリ・・・(-_-;)というケースも(残念ながら)あり得ます。
私の場合は主人が外部のリロケーション企業の担当から説明を受けることが出来ましたし、担当の方が決まっていましたので、何かわからないことが後日出てきた場合は逐次その方に質問もできるようになっていました。
ハンドブックも家族分と本人分(二冊)いただけましたので、事前に海外赴任についての知識を得ることもできたので助かりました。
もしそうした資料がない場合はハンドブックなどをご購入されてもよいかと思います。
アメリカでのお家探し
アメリカ赴任が決まったらすぐにとりかかりたいのが、現地で住む住居探しです。
借りのすみかとなるにしろ、これから数年、長い方で10年以上住むところになりますので、慎重に住まい探しを行いたいものです。
まずは会社に次の事を確認してみましょう
・現地のおススメ物件を教えてもらえるか
・現地のエージェント(出来れば日本語OK)を紹介してもらえるか
・前任者がいる場合は前任者の住んでいた場所の紹介をしてもらえるか
・アメリカの会社(赴任先)に住む場所などを紹介してもらえるか
とにかく現地で誰かに頼れるのが一番心強いのですが、もしも上記のどれにも当てはまらない場合は自力で何とかお家を探すより仕方ありません。
そうなった場合は覚悟を決めて自分でお家探しを始めましょう。
物件を探す際に注意すべきポイントは本当にたくさんあって、ただ単に「きれいで広い間取りだからOK~♪」とするにはあまりに危険すぎます。
本当は個人的に個々の事例に合わせてアドバイス出来たら的確に注意事項等もお伝え出来るのですが、そうはなかなか難しいので、ここにいくつかポイントを挙げておきますね。
【どうしても個別相談が必要な方はお問合せよりご連絡ください。私の予定と合わせてお助けできる場合は折り返しご連絡させていただきます。】
お家探しでポイントとなるのは以下の点です。
□ 治安の良さ
□ 家がキレイか(あなたが耐えられる古さか)
□ メンテナンスはきちんと定期的にされているか
□ またはメンテナンスを済ませて入居できる契約にできるか
□ 一軒家の場合はメンテナンスのサポートはあるか
□ 借家の場合は共有施設の有無
□生活圏内にスーパーなどはそろっているか
□駐車場はあるか(近くに確保できるか)
□インフラは大丈夫か
□車がないなら(特に奥さん)バスや電車は近くにあるか
□子ども連れの場合、学校の偏差値を調べたか
□幼稚園・保育園は近くにあるか
□田舎に住むほど車移動が多くなるが大丈夫か
□大きな病院が比較的近くにあるか
□スーパージップコードを調べたか
□災害履歴を調べたか
□ハイウェイなどの大きな道路を調べたか
などです。
細かく挙げれば本当にキリがありませんし、それぞれの項目がどういう意味か詳しく知りたい方はあまりに長すぎるので本を見て欲しいのですが、とりあえずメインのポイントを選んで載せましたのでご参考までに。
上記のリストを見ても不安な方は個人的にご連絡ください。
(申し訳ありませんが全員にご返信できるかどうかのお約束はできません)
引っ越し業者の選定・手配
日本国内ですら引っ越しとなると準備が大変だなぁと気持ちが重くなりますが、それが国をまたいでの引っ越しとなるともう何から手を付けてよいのか分からない!って言いたくなりますよね?!(私だけ?笑)
でも大丈夫です!!
その為に引っ越しサービスというのがあるんですから。
私の場合は会社で指定された引っ越し会社を使用すると決まっていたので、自分たちでどの会社を利用するのか探さなくて済み、その分手間が省けました。
会社によってはご自身で問合わせて詳細を確認したり、見積もりを取ったりしなければなりません。
大変な場合は複数の会社から見積もりを取って比較し、「一番リーズナブルな引っ越し会社はこれでした」と、会社に報告しなければなりません。
会社が既に引っ越し業者を指定する場合、そのサービスについて他者と比較検討できませんが、とにかく忙しい赴任前の貴重な時間や気力を不要に割かなくて済むので、それが一番ベターだと思います。
また、引っ越しの作業も自分たちである程度箱詰め支持される場合と、すべて業者が当日に箱詰めしてくれるものとがありますので、引っ越し業者を決める場合(決まっている場合も)自分たちの作業はどこからどこまでなのかを事前に確認することは本当に大切です。
ただし、下着やプライバシーを守りたいと思う品物については自分たちで事前に箱詰めできるように、引っ越し当日よりも前に箱を業者から届けてもらう必要がありますので、気に留めておいた方が良いかと思います。
私たちはとりあえず下着だけ丸見えというわけにはいかないかな、という事で事前に中身の見えない袋に詰めて置きました。
他の箱詰めはすべて業者にお任せで、引っ越し作業当日は箱詰めの様子をただ見守って中身を書き出す作業をすることに集中していました。
業者の方は本当に手馴れていて、あれよあれよという間にどんどん箱詰めしていってくれますので、予定時間を大幅に繰り上げての作業終了となりました。
航空券の準備(日程・業者)
航空券の準備については、今まで海外出張に行ったことがある方ならなんとなく流れが想像できるかと思いますが、会社指定のエージェントを通すこととなります。
アメリカに赴任されるということは、多くの場合は海外に支社や本社がある会社の社員さんであるかと思いますので、海外出張もそれほど珍しいことではないかと思います。
ただ、中にはご自身でチケットを手配するように言われてしまうかもしれませんので、その場合は仕方がないので旅行会社にコンタクトを取ってチケットを手配してもらうようにしましょう。
今では旅行会社とのやり取りはほぼメールで完結できます。
お忙しい赴任準備中ですので、ササっとあなたのご家族の希望を聞いてくれて対応してくれるところを選ぶとよいでしょう。
また、この機会にJALやANA等のマイレージをどこで貯めるのか決めておくとよいと思います。
気の利いたエイジェントであれば、あなたの希望する航空会社があるか聞いてくれるはずです。
なにせ1回の異動で結構マイルが溜まるはずですので、分散させて貯めるよりは自分たちの都合の良い方で統一させて予約の際も航空会社を指定するとよいでしょう。
因みに我が家はアメリカでの支出はすべてJALカードでしたので、飛行機での移動はすべてJALにしてマイルを溜めていました。
おススメのカード等もこれから順番に記事を書いていきますので、カード作成を考えている方はそちらを参考にされてください。
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